2021 #1 テーマトーク 報告

2021年度 第1回 インクルーシブ・テーマトーク 報告

テーマ :実践事例 インクルーシブデザイン視点で既存エレベーターホールの動線改善

エレベータホールの画像です

ご講演者:株式会社 コンセント プロデューサー 堀口真人様
実施日時:2021年7月27日(火)15:30~17:00
開催形態:Zoom
実施内容:ご講演とグループディスカッション(ブレイクアウトルーム活用)

上記の日程で、第1回インクルーシブ・テーマトークを実施しました。

インクルーシブ・テーマトークは、インクルーシブデザイン、ユニバーサルデザインに日々取り組んでいる方、これから取り組もうと考えている方を対象として、インクル-シブデザインの実践事例や、その開発手法、評価手法などを共有すること、また、参加者相互の交流の機会をつくり、インクルーシブデザインの発展、普及を加速する事を目標に今年度からスタートしました。

この活動を通じ、最終的にはインクルーシブデザインネットワークの目標とする、インクルーシブな社会づくりと福祉の向上に寄与することを目的としています。

今年度は4半期に1回、計4回行う予定です。

今回のテーマトークは、インクルーシブデザインネットワーク会員企業の皆様、一般ご参加の皆様、約40名の参加で行いました。

堀口様のご講演

前半ではエレベーターホールの動線改善の実践事例のご紹介がありました。

エレベーターホール前の見取り図です。

コンセント様に、全盲の社員が入社され、業務よりまず先に社内生活での困りごとだったエレベーターに着目し、人間中心設計のアプローチを用い、観察から現実に発生している不都合から改善テーマを明確にするプロセスの説明がありました。

テナントビルで、かつ、エレベーターも旧式と言う決して良い条件ではないにも関わらず、様々なスキルを持つ社員の共創で、非常にクオリティの高い後付けの音声案内システムを短期間かつ安価に開発し設置できたとのことです。これによって全盲の社員のエレベーター利用が改善されただけでなく、晴眼者の社員にとっても有効で、社内にも広く人間中心設計の重要性が広がったことが紹介されました。

後半では、インクルーシブデザインとは、をテーマに、コンセント様が考えるインクルーシブデザインに関してご説明がありました。

グループディスカッション

ご講演の後、5つのグループに分かれ、ご講演からの気付きなどの共有を進めました。各グループからは、観察から課題設定をする事の重要性や、旧式のエレベーターであってもデジタルとアナログを活用して解決した活動の素晴らしさ、これらの考え方、活動を広く社会に展開する重要性など、様々な気付きの報告がありました。

第1回インクルーシブテーマトークのフリートーク概要にリンクします。

以上