2016年度から2019年度にかけて実施している子どもユニバーサルデザイン(以下UD)授業への取り組みを報告します。
小中学校でのUD授業はその事例が増えつつありますが、多くは企業、大学、自治体、非営利団体等の外部指導者が協力しています。UD授業の実施には、まず学校としては外部指導者を探す、指導者側も学校のニーズを探る、という双方の手探り状態から始めなければなりません。和田(筆者)は、在住の東京都武蔵村山市のボランティア・市民活動センターに、UD指導を軸とする教育ボランティアとして人材登録しました。
その結果、2016年に武蔵村山市立第二小学校から依頼がありUD授業をスタートしました。その後、他の市内小中学校からの依頼も増え、2018年度からはインクルーシブデザインネットワークの活動としてUD授業を実施しています。これまでの実績を報告します。
WADA Toshihiko