kidsUD2024-06

子どもユニバーサルデザイン授業

三笠宮 瑶子女王殿下 御視察 報告

2021年より愛知県豊田市立飯野小学校では6年生を対象に子どもユニバーサルデザイン授業を行っており、2023年よりトヨタ自動車株式会社(以降、トヨタ)社員が授業を行いインクルーシブデザインネットワークが後援しています。

2024年6月5日(水)に障がい講話や車いす体験による気づきを行いました。そして6月12日(水)に子どもユニバーサルデザイン授業を名誉顧問であらせられる瑶子女王殿下に御視察賜りました。

初めの多目的室でユニバーサルデザインについての説明はトヨタ社員が担当。

多目的室に集まる児童たち
トヨタ社員有志が、パワーポイントを用いて、ユニバーサルデザインについて説明。

教室に移る前に、廊下で担任の先生より6年生児童の自己紹介シートを説明。

廊下に張り出されている6年生児童のプロフィールに見入る瑶子女王殿下
担任の先生の説明に笑顔で、児童の紹介シートをご覧になる瑶子女王殿下。

児童は、班ごとに伸び伸びとアイデアを出し合いました。

トヨタ社員たちも子ども目線で、アドバイスを行いました。

児童と一緒に座り込み、アイデアのアドバイスを行うトヨタの社員たち。
班ごとにトヨタの社員2名がアドバイスを行っている。

瑶子女王殿下は各班をまわり御視察されました。

カジュアルな服装で、それぞれの班を御視察される瑶子女王殿下。
同じく瑤子女王殿下。
校長先生がタブレットを用いて、瑤子女王殿下に説明している。
ユニバーサルデザインの説明を行ったトヨタ社員と歓談する瑶子女王殿下。

班ごとに発表するアイデアを絞りました。

発表用ボードにメモを貼る児童とそれを御視察される瑶子女王殿下。
さらにメモを書き込む児童とそれを御視察される瑶子女王殿下。

再び多目的室に戻り班ごとの発表会。発表会では、児童から「廊下の角を丸くして車いすが通りやすくするとともに、私たちの心も丸くして障がいのある人たちにも心遣いを」というアイデア、名言提案がありました。

御視察された瑶子女王殿下は「みんなが、ユニバーサルデザインやインクルーシブデザインを学び、他の人に話してもらえたらいいと思います。」と、児童にユニバーサルデザインの大切さを熱心に話されていました。

並んだ児童の前に立つ瑶子女王殿下。
お話をされる女王殿下。

授業終了後に、みんな笑顔で記念写真を撮影。

関係者全員での記念写真。

お見送りの場面では瑶子女王殿下が一礼されると、児童達もお辞儀したり手を振り、お見送りしました。

送迎車の前に立たれる瑶子女王殿下。
手を振る児童、一礼する児童たち。

障がいのある方たちの職場を御視察

子どもユニバーサルデザイン授業の前後に、トヨタ自動車 上郷工場内トヨタループス(トヨタ自動車の特例子会社)分室やトヨタループス本社、そして、こじま障がい就労支援センター豊田市さくらワークス(小島プレス工業株式会社の福祉事業団体、社会福祉法人こじま福祉会が豊田市の委託を受けて運営)にも御視察賜りました。

① トヨタ自動車上郷工場内トヨタループス分室(エンジン組付けサブライン)

工場内で説明を受ける瑶子女王殿下。
工場内で説明を受ける瑶子女王殿下。
工場内で説明を受ける瑶子女王殿下。
工場内で説明を受ける瑶子女王殿下。

② トヨタループス株式会社本社

③ こじま障がい就労支援センター豊田市さくらワークス