特定非営利活動法人 人間中心設計機構(HCD-Net)の講演会案内です。

特定非営利活動法人 人間中心設計機構(HCD-Net)と共催で講演会を開催します。

ユニバーサルデザイン/インクルーシブデザイン講演会(2026 EAST)~「誰一人取り残さない」製品・サービス開発を目指して~

イベント詳細
近年、SDGs、CSR、ESG、サステナビリティ、多様性といった言葉が広く聞かれるようになりました。これらはいずれも、「誰一人取り残さない」社会の実現を目指すものであり、すべての人にとって使いやすく、アクセスしやすい製品・サービス・環境を目指すユニバーサルデザイン(UD)の考え方と深く通じ合うものです。

ユニバーサルデザインという言葉が、Ronald Mace 教授によって提唱されたのは1980年代のこと。日本国内でも1990年代以降、建築や交通、家電、IT、教育など多様な分野でその取り組みが進んできました。

しかし現実には、「UDに取り組んでも利益につながるのか?」「費用対効果はどうか?」といった声が、いまだ企業内では根強く聞かれます。大切な価値観であるにもかかわらず、実践には壁がある——これが多くの方の実感ではないでしょうか。

今回のセミナーは、本年3月9日から13日、米国カリフォルニア州アナハイムのCSUN(California State UniversityNorthridge /カルフォルニア州立大学ノースリッジ校)で開催された障害者支援技術(アシスティブ・テクノロジー)に関する世界最大級の国際会議、第41回CSUN Assistive Technology Conference の報告会として開催します。

同じカンファレンスであっても、見る人によって着目点は異なります。技術動向、ユーザー視点、ビジネスの可能性など、さまざまな切り口からの報告を通じて、ユニバーサルデザインやアクセシビリティを「自社でどう活かすか」を考えるヒントを得ていただける内容となっています。 

■ 日時:2026年5月26日(火)14時00分~18時00分 (受付開始:13時30分~)
■ 会場:アビームコンサルティング株式会社(八重洲セントラルタワー)
■ 共催:特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)
     特定非営利活動法人 インクルーシブデザインネットワーク
■ 定員:40名
■ 講演会参加費
(会場参加)正会員・賛助会員・インクルーシブネットワーク会員:3,000円
(会場参加)一般:4,000円
 ※情報保障が必要な方は、開催2週間前までにPeatixのメールにてご連絡ください。

(オンライン参加)正会員・賛助会員・インクルーシブネットワーク会員:3,000円
(オンライン参加)一般:4,000円
 ※Q&Aは会場参加者優先となります。ご了承ください。
  
■ 交流会参加費(現地参加者のうち希望者のみ):5,000円 ※別途チケットを購入ください。

■ プログラム
14:00-14:05 開会挨拶およびHCD-Netの活動紹介(HCD-Net 水本 徹氏)
14:05-14:10 アビームコンサルティング株式会社tと施設の紹介(アビームコンサルティング株式会社 辻 よしふみ氏)
14:10-14:20 インクルーシブデザインネットワーク活動紹介(インクルーシブデザインネットワーク 岩﨑あきひろ氏)
14:20-15:10 CSUN報告①(UXPRESS 井出 健太郎氏)
15:10-16:00 CSUN報告②(トヨタ自動車株式会社 稲垣 典世氏)
16:00-16:10 休憩
16:10-17:00 CSUN報告③(株式会社ユーディット 関根 千佳氏)
17:00-17:50 CSUN報告④(コンセント株式会社 堀口 真人氏)
17:50-18:00 閉会挨拶
18:30-      交流会&ネットワーキング

■ 発表内容詳細

講演①:CSUNカンファレンス運営者へのインタビューから紐解く米国アクセシビリティの現状(UXPRESS 創設者兼最高経営責任者 (CEO) 井出 健太郎氏)
概要:
障がい者対応が進んでいる海外の中でも、世界最大規模のアクセシビリティカンファレンスイベントであるCSUN Assistive Technology Conference。今年で41回目の開催となりますが、今回CSUNカンファレンスの運営事務局のマネージングディレクターであるJulia Santiago氏にインタビューする機会を頂きました。本セッションではインタビュー内容を中心に、補足としてアメリカ在住20年のアクセシビリティリサーチャーである登壇者が、回答の背景にあるアメリカの現状などについても併せて解説します。

講演②:CSUN初参加からの『気づき』(トヨタ自動車株式会社 クルマ開発センター ビジョンデザイン部 稲垣 典世氏)
概要:
CSUN初参加でのデザイナー視点から、北米でのインクルーシブの動向、モノづくりの考え方などを報告。

講演③:2026年CSUNの動向 AIはUDをどう変えるか(株式会社ユーディット会長兼シニアフェロー 関根 千佳氏)
概要:
41回目を迎える2026年のCSUNカンファレンスは対象となる障害の幅も広がり、参加者の国籍や状況もどんどん多様性を増してきた。またこの数年の傾向であるがAIを抜きにしてはUDや支援技術を語れなくなってきている。
今後の技術の在り方と、日本の進むべき道について思いを語る。

講演④:アクセシビリティの進化と課題 〜AIが生むバイアス〜 (株式会社コンセント CSグループ チームマネージャー / プロデューサー 堀口 真人氏)
概要:
世界最大の支援技術カンファレンスに参加し、テクノロジーが様々な人の生活を変えていく様子と、技術が新たな障壁をつくり得るという問題意識の両方に触れた。AIを中心とした支援技術の進化は、確実に利便性やアクセシビリティの向上に寄与している。その一方で、AIの介在で一部のユーザーを意図せず対象から外してしまうバイアスの問題も、複数のセッションで取り上げられていた。アクセシビリティの進化と課題の両面を、現地の空気感とともに報告する。

お申し込みおよび詳細は、以下のPeatixサイトをご覧下さい。
https://peatix.com/event/4960084/view?utm_medium=email&sltid=0&utm_source=follow-organizer&utm_content=5866442&utm_campaign=pod-50276&dlvid=aa005e8c-8af3-44f2-80bb-6a0807027136

IWAZAKI Akihiro